日本列島は地震列島でもあります。
それだけでなく、台風、大雨、大雪など、色々な災害が身近にあるとも言えます。
避難先へ移動する時に、車を使う方もいるのではないでしょうか。
また、ドライブ中や出勤時などに災害にあう可能性もあります。
そんな万が一の時の為の備えとして、車での防災についての知識を、身に着けておくのも安心につながると思います。
エコノミー症候群
エコノミー症候群(静脈血栓塞栓症、旅行者血栓症)という言葉を聞いた事はないでしょうか。
エコノミー症候群とは、食事や水分を満足にとらない状態で、車などの狭い座席に長時間座り、足を動かさない事で血行不良が起こります。
血行不良が起こると、血液が固まりやすくなり、その結果血の塊(血栓)ができ、血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓が起こるリスクが高まります。
初期症状として、片足全体やふくらはぎが急に赤黒く腫れあがり、痛みが出たり、数日かけてゆっくり進行することもあるそうです。
その他、呼吸困難、胸痛、不安感、冷や汗などの他に、失神という症状もあります。
震災時の避難所や車中泊だけでなく、旅行者血栓症というだけあり、旅行中にも気を付けたい症状です。
生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症など)や、40歳以上の方、男性より女性、車中泊3日目以降、がん治療を受けた方や、関節の手術をした事のある方、下肢静脈瘤のある方、足に打撲のある方などはリスクが高くなるので、注意が必要です。
予防の為に心がけたい7つのこと
・時々、軽い運動やストレッチなどで体を動かす。
*かかとの上げ下ろし運動も良い。
・こまめに水分を取る
・禁酒、禁煙
・ゆったりとした服装にする(締め付けない)
・ふくらはぎをもんだり、マッサージをする
・眠る時は足をあげて寝る
・トイレを我慢しない
肺塞栓は、最悪死に至る怖い症状です。
知識のあるなしだけで、防げる確率が上がります。
これを機に、頭の中に入れておいていただけると幸いです。
- 車に積んでおくとよい防災グッズ
防災ボトル
まず、防災ボトルについてご紹介したいと思います。
防災ボトルとは、読んで字のごとく、携帯できるようにボトルに色々な防災グッズを入れ、災害に備える為のボトルです。
車の中に積んでおくといざという時安心ですのでお勧めです。
また、お出かけ時に、かばんやリュックに入れておいてもいいとも思います。
筆者れいんが作成しようと考えている、防災ボトルの中身一覧を参考に記載します。
防災ボトル
・絆創膏
・鎮痛剤
・マスク
・羊羹
・塩タブレット
・ホイッスル
・メモ用紙数枚
・ペン1本
・紙幣
・除菌シート
・カイロ
・大判のバンダナ
・アルミの防災ブランケット(入りそうなら)
また、上記の防災ボトルに加え、車に乗せておくと便利そうなグッズの一覧も上げてみます。
車に乗せておくもの
・懐中電灯
・保冷バッグ
・ナイロン袋数枚
・小銭
・ティッシュペーパー
・ウェットティッシュ(除菌)
・タオル
・(折り畳み)スコップ
・軍手
・タイヤチェーン
・ブースターケーブル
合わせて読んで頂きたい記事
- まとめ
これから、南海トラフも来ると言われている日本。
気の抜けない日々を送らなければならないとも言えますが、防災についても日々進化しています。
そんな情報を集め、皆様の安心のお役に立てればと思いますので、更新の際には、覗きに来て下さると幸いです。
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